応援メッセージ

音楽界で活躍する著名人や、地球環境に関する専門家の方より
本プロジェクトへの応援メッセージをいただいております。

今津甲　

インタビュア／ライター

「使われている木はどこ産なんですか？」。ミュージシャンに楽器について尋ねること数十年、一度もしたことがなかった質問がこれ。ミュージシャン側から語られたことも皆無だった。目にしていながら考えが及ばない。愛用していている側も知らない。楽器の生い立ちの部分にポッカリ空いたミッシング・リンク。それを初めて埋めてくれたのがATENOTEとの出会いだった。ギターもベースもドラムスも輸入材で作られてきた、という事実をまず知らされた。続いてその輸入材が枯渇し始めているから有り余る国産材を、石川の場合は地元のヒバを使って楽器を作ってみよう、という理に叶った試みを知った。このストーリー、耳にすれば誰もが腑に落ちる流れを持っているだけに、必ず世界の需要に応えるところまでいくはず。そのことをモチベーションに、毎回インタビューさせていただいています。
井上良平

AUN J クラシック・オーケストラ和太鼓奏者

人と自然を繋ぐことが出来る楽器のひとつに和太鼓があります。今回初めて能登ヒバで製作された太鼓を、ASEAN首脳会議のガラディナーのオープニングで使用しました。初めて見た瞬間にいい音するなと感じました。作り手の想いがしっかりと伝わってきました。通常の桶胴太鼓より軽さもあり、取り回しは群を抜いて良いと感じました。軽さによって質感は悪くなりがちだけれど、叩いた時の合成感と皮との相性のバランスがとても良かったです。まだしっかりと叩き込めていないですが、胴が鳴る感覚、そして裏の叩いていない皮も同時に鳴るような、澄んだ音色の中に芯があって、驚きました。しなやかさの中にパワーがあるというのでしょうか。和太鼓の材料としては、優れたものになっていくと感じます。これから多くの人が使用することが楽しみです。楽器は人と人を繋ぐことができます。楽器は演奏者がいなければ、命が吹き込まれません。この楽器を通して、このプロジェクトの自然と人を繋ぐことこそ楽器と人を繋げるきっかけになり、新しい出会いと未来がここから始まるのだと思いました。
井上公平

AUN J クラシック・オーケストラ三味線奏者

能登ヒバの三味線をASEAN首脳会議のガラディナーのオープニングで演奏しました。今まで使っていた三味線の中で最軽量でしたね。とても素朴な澄んだ音色が出ていました。それと胴鳴りがもう少し出ればもっと響く音色になるのかなぁと思いました。多分ですがさわりがあるともっと響きそうです。それと糸巻きが材質が柔らかいのが少し心配でしたが、日本の古来の材木で作られた三味線なんで、とっても誇らしい感じがしました。演奏させていただきありがとうございました！
上岡裕

NPO法人エコロジーオンライン理事長

エコロジーオンラインの活動を通して消費者側に立った森づくり支援を実践してきました。私たちの暮らしにもっと多くの国産材が使われれば、林業で働く人たちの収入増につながり、日本の森が元気になると考えたからです。音楽業界にいた自分はそんな思いをミュージシャンとの連携に託しました。そうすれば音楽ファンを中心に身近に感じてくれる人が増えるからです。ただ圧倒的に欠けていたことがあります。ポピュラーミュージックに使われる楽器を国産材でつくることです。ATENOTEの事業は自分にとってラストワンマイルだと言える取り組みです。多くのミュージシャンの手に能登ヒバの楽器が届き、思い思いの情報発信につながればと願います。
上村さや香

'23ミス日本みどりの大使

能登ヒバギターの温かい音色の奥には、100年前に能登ヒバの苗木を植えて育ててくださった森林で働く皆さまの工夫や想いが詰まっています。ぜひ、手に取ったり、音色を聴いてみてほしいです♪そしてこのギター、弾くほどに音が育ってきます。弾き語りをする時は私の歌を聴いて、隣でうなずいていてくれるかのように優しく寄り添ってくれます。国産木材の新しい未来を担う「ATENOTE」の取り組みに目が離せません！
PES

HIP HOPアーティスト

私が能登で出会ったATENOTEの楽器からはとても美しくて繊細な音が溢れてきました。特に飾らず部屋に佇んでいましたが一目で「あ、良い音しそうだな」と感じるギターで、実際に弾いてみると能登の景色の様に澄んだ色彩がありました。素材と技で勝負という、とても日本らしい謙虚な気品を纏った楽器だなと思いました。いつかまたあのヒバの音を体感してみたいですね。これからのATENOTEが楽しみです！
フォルテ

Youtuberピアニスト

今回石川県立図書館に伺った際に能登ヒバピアノを目にしたのですが、あまりにも美しくて一瞬で目を奪われました。どの角度から見ても美しく、見ているだけで演奏するのが楽しかったです。このピアノには何の曲があうかなと考えた時に自然と浮かんできたのが「ドビュッシー/アラベスク第１番」でした。演奏してみると、場所も相まってとても綺麗で優しい音楽が紡ぎ出すことができ、見学していたお客様にもとても良かったという感想までいただけました。皆さんにも是非このピアノを演奏してみてください。ATENOTEを応援しています。