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ディバイザー
アコースティック・ギター
部材の殆どを能登ヒバで製作したアコースティックギター。能登ヒバ圧縮材を活用し必要な強度を保っている。ヘッドウェイブランドを代表するHD-115を基本モデルとしてデザイン。ブレーシングのスキャロップ量や重量バランスを改良し絶妙な音色バランスを実現した。
PRODUCT INFO
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メーカー名
- Headway
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ブランド名
- Headway
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モデル名
- HD-115 ATENOTE
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タイプ
- HD
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トップ
- 能登ヒバ、バック材能登ヒバor能登ヒバ(30%圧縮)3P
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サイド
- 能登ヒバ
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バック
- 能登ヒバ(30%圧縮)
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ネック
- 能登ヒバ(50%圧縮)3Pネック+能登ヒバツキ板orベークライトツキ板
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指板
- 能登ヒバ(50%圧縮)orリッチライト
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ナット
- 水牛骨ナット
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スケール
- 645mm
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ピックアップ
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チューナー
- GOTOH SGV510Z
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ブレーシング
- 能登ヒバフォアードシフトスキャロップドブレーシング
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フィニッシュ
- ウレタンクリア
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取扱い店舗
- 島村楽器 金沢フォーラス店
製作者の思い
安井雅人
Headwayマスタービルダー
初となる能登ヒバのみを使用したギター製作にあたり、それぞれの部位での強度を最も心配しました。通常ボディートップ材とブレーシング材以外には硬い広葉樹を使います。今回、ATENOTE向けに針葉樹の能登ヒバを使う為、そのままでは確実に強度不足で良いギターになりませんでした。そこで強度と重量を増すことができる圧縮材を用いて強度不足を補うことを試みました。観察した結果、材料の経年変化も起きず、十分な強度を保てると確信し活用しました。ネックにはさらに強度を増す事ができる3Pネックを採用し十分な強度を出しました。
その後、1つ大きな問題が起きました。圧縮材でサイド材を曲げる工程が上手くいかず、製作は一時暗礁に乗り上げました。ですが、想像以上に能登ヒバが持つ強度に助けられ、サイドは非圧縮材を活用できました。通常であれば曲げることも出来ず強度も出ませんが、曲げ工程をクリアすることが出来ました。
次に気にしていた点が重量です。針葉樹は広葉樹に比べ軽いため、針葉樹のみで作られたギターは軽いギターとなり重量バランスが悪くヘッド落ちを起こし演奏し辛くなります。さらに軽いギターはその音質も軽い物となってしまいます。ボディーにもある程度重量が必要な為、重量バランスを取るためにボディーのエンド部にあるブロック材を重量のあるマホガニーを用いてバランスを取りました。
他にも多く書ききれない程工夫を凝らし、一筋縄では行かない製作過程でした。通常では考え得ない全て一つの木で製作すると言う事は多くの経験をさせて頂きました。私個人としても一つ成長できたのではないかと思います。是非その音色をお試しください。
紹介動画
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